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機能

Wireshark との比較

観点

Sniffnet

Wireshark

対象ユーザー

初心者~中級者

専門家

操作の複雑さ

低い

高い

パケットペイロード

不可(PCAP後に確認)

可能

フロー単位可視化

得意

可能だが手順が多い

地理情報・ASN

標準搭載

プラグイン等で対応

プロセス識別

v1.5 以降

限定的

開発体制

個人中心

20年以上の大規模チー

直感的なGUIとWiresharkの使い分け

Sniffnetの特徴はなんといっても「UI」です。Wiresharkに比べてより直感的なGUIを最優先に設計しているようです。
私の使い方の想定は次の様にしようと考えています。

Sniffnet

  • ペイロード(中身)の表示しない(表示出来ない)
  • PC上のIP通信状態を簡単に把握
  • BLE は対象外

Wireshark

  • PC上の通信状態をペイロード(中身)の表示も含めた表示
  • 専用 USB スニファを使用したBLE通信状態の監視にも対応
    (設定はやや複雑。BLE Classic は別途対応が必要)
主要機能

【プロトコル・サービス識別】
6,000種類以上の上位レイヤサービス、プロトコル、トロイの木馬・ワームの署名を内蔵データベースで識別。

【地理情報・ASN
MaxMind データベースで接続先の国と ASN(自律システム番号=組織)を表示。

【ローカルネットワーク識別】
LAN WAN を自動判別し、ローカル接続を区別。

【お気に入り(Favorites)
よく見るホスト・サービス・プログラムを登録し、通知や Inspect で追跡しやすく。

IP ブラックリスト】
設定でファイルを指定(11 IP)。危険な接続をハイライト。

ICMP / ARP 対応】
ICMP: v1.3 以降(メッセージ種別を Inspect で表示)
ARP : v1.4 以降

【プロセス識別(v1.5 の目玉機能)
長年の要望だった機能。2026年に実装。
  - 自作ライブラリ listeners: ポートとプロセスの対応を OS 横断で取得
  - picon: プログラムのアイコンを取得
  - 課題: 短命接続の取りこぼし、権限の高いプロセスの非表示など OS 制約あり
対応 OS: WindowsmacOS、Linux系(、FreeBSDOpenBSDNetBSDなど)

PCAP インポート・エクスポート】
エクスポート: v1.3.0 以降
インポート  : v1.4.0 以降(.pcap / .pcapng / .cap)

典型的な使い方
  1. 「今どこに繋がっているか」確認
    不審な海外 IP や未知のドメインの発見
  2. 帯域の把握
    どのアプリ・サービスがどれだけ通信しているか(v1.5 のプロセス識別と相性良)
  3. セキュリティのざっくり監査
    ブラックリスト照合、未知プロトコルの検出
  4. 過去キャプチャの可視化
    Wireshark/tcpdump PCAP Sniffnet で読みやすく表示
  5. Wireshark との連携
    Sniffnet で概要把握 必要なら PCAP をエクスポートして Wireshark で深掘り
    → BLEはWiresharkで対応