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FileMaker 2025 概要

2025 概要

FileMaker 開発環境にAI 機能を追加した版となりました。簡単にスクリブと関数から各種AIを呼び出して処理出来るようになりました。AI 機能/Claris プラットフォーム統合/開発者向け機能強化/UI・UX改善/サーバー・インフラ

AI 機能

    自然言語での SQL クエリー
    ユーザーの日本語・英語などの指示から SQL を生成し、レコード本体を外部 AI に送らず データを取得
    自然言語での FileMaker 検索
    「去年の売上トップ3の顧客を表示して」などの指示を検索条件に変換
    モデルから応答を生成
    ChatGPT のようにRAG(検索拡張生成) AI に質問・指示。SQL 実行、カスタム関数呼び出しなど 自律処理(エージェント) も可能
    RAG(検索拡張生成)
    社内文書・PDF などを知識ベースに登録し、それに基づいた回答を生成
    ローカル LLM(LLM(オンプレミス AI)
    FileMakerAI) Serverファインチューニング(LoRA) 同梱の数値予測(回帰モデル) AIセマンティック検索の強化 モデルサーバー で、機密データを外部クラウドに出さず AI を利用
    ファインチューニング(LoRA)
    FileMaker 内のデータで AI モデルを特定用途向けに調整
    数値予測(回帰モデル)
    蓄積データから需要予測・傾向分析などを実施。PredictFromModel 関数で予測値を取得
    セマンティック検索の強化
    2024 版から継続。画像クエリーの直接指定、パフォーマンス改善など
    PDF テキスト抽出
    GetTextFromPDF 関数でコンテナ内 PDF からテキストを取得(検索・RAG・AI 連携向け)
    Anthropic 対応
    AI アカウント設定で Anthropic モデルも利用可能
    提供予定: AI チャットエージェントをドラッグ&ドロップで組み込めるアドオン
    Clarisプラットフォーム統合

    FileMaker + Claris Studio + Claris Connect を、条件を満たすライセンスなら 追加料金なし で利用可能
    Claris Studio との双方向連携
    Web フォームで収集したデータを FileMaker に連携、FileMaker データを Web ダッシュボード等で表示・更新
    Claris Connect による外部サービス連携・ワークフロー自動化
    FileMaker Pro 2025 からは Claris Studio テーブルを FileMaker ファイルに追加する機能は廃止(Studio 側のデータソース連携に移行)

    開発者向け機能強化

    新 AI スクリプトステップ(9 種類程度)
    自然言語 SQL / 検索、RAG 処理、ファインチューニング、回帰モデル構成など
    新 AI 関数
    GetFieldsOnLayout、AddEmbeddings、SubtractEmbeddings、PredictFromModel、GetRAGSpaceInfo など
    スクリプトワークスペース
    If / Loop / トランザクション ブロックの 折りたたみ で大規模スクリプトを把握しやすく
    レコード一覧へ移動
    レコード ID 一覧で対象レコードセットへ直接移動(GetRecordIDsFromFoundSet と連携)
    カスタム関数のフォルダ整理
    フォルダ作成・ネスト・検索フィルタに対応
    テーブルコメント
    データベース設計のドキュメント化を強化
    開発者アクセス権(22.0.4 以降)
    完全アクセスなしでも DB 管理・カスタムメニュー管理などを個別付与可能
    [ソフトウェア更新の確認...] からメジャーアップグレード
    対象ライセンスなら FileMaker Pro 2024 から 2025 へ直接アップグレード可能

    UI・UX改善

    macOS 向け UI 刷新
    新ホーム画面、ステータスツールバー、レイアウトモードのアイコン・ツールバー改善
    表形式(Table View)
    ライト/ダークモード対応、行番号、交互行色、表示最適化オプション
    レイアウト編集
    グループ解除なしでオブジェクトの追加・削除が可能
    Windows
    2024 と 2025 の並行インストール、管理者権限不要の起動改善

    サーバー・インフラ

    AI モデルサーバー
    FileMaker Server 管理コンソールからローカル AI を運用・管理
    Ubuntu 24 / 22 サポート
    JSON 処理のパフォーマンス向上
    WebDirect
    ブラウザ戻るボタン警告、500〜1,000 同時ユーザ向けの性能改善
    macOS Tahoe(26)サポート(22.0.4 以降)

    FileMaker 主なプラットフォーム
    • Claris FileMaker Pro
      (macOS/Windows)
    • Claris FileMaker Server 
      (macOS/Windows Server/Ubuntu)
    • Claris FileMaker Go
      (iOS / iPadOS)
    • WebDirect
    • FileMaker Cloud
      (ホスト側: Ubuntu)
    • Claris Platform